貿易/輸出入業務 用語:CFSとは?

貿易/輸出入業務の仕事をしていると、たくさんの専門用語を耳にしたり、口にしたりする機会が多々あります。

そういった数多くある用語をわかりやすく少しずつご説明できればと思います。

貿易/輸出入業務の仕事に携わっている方は既にご存知かもしれませんが、未経験の方、これから貿易/輸出入業務の仕事に就きたいとお考えの方にとって、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

コンテナ・フレート・ステーション(Container Freight Station)と呼ばれる保税倉庫のことで、通常はCY(コンテナヤード)に併設されている。船会社が、小口の貨物(LCL貨物)を、混載してコンテナに詰める、またはコンテナから取り出して荷主へ引渡作業を行う場所。

 

※保税倉庫:保税地域の一種。外国貨物の積卸し、運搬、一時蔵置及び長期蔵置のできる場所として税関長が許可した民間の施設・倉庫。蔵置期間は2年。

※CY:コンテナヤード(Container Yard)。コンテナ船が接岸する岸壁に面した広大な保税地域のこと。貨物の詰め込まれたコンテナや空コンテナの受渡し、保管を行う場所であり、また、コンテナを本船に積み込んだり、荷卸したりする場所でもある。

※LCL貨物:一荷主の貨物だけでは、コンテナ一本を満たすことができない少量の貨物のこと(Less than Container Loadの略)。船会社または混載業者が、同じ仕向地への他の荷物と混載してコンテナ詰めする。